お久しぶりです。

今回は、七福神商事様(@TSH_corporation)よりAune B1sの試聴機をお借りしたので
所感を書いていきたいと思います。

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ざっくりと本体画像になります
(ちなみに一緒にAL6が付いてきました)

AL6は7N単結晶銀線を用いたミニミニのようです。
個人的にはやや低域に癖があると感じました。従って好き嫌いがあるかもしれません。
やや厚めの濃い音という印象です。


自分はラインアウトのDAPを現在持っていない為、試聴はHifiman HM-650に重ねる形で行いました。
従って、以下はあくまで個人的な所感であり、当然個人差はあるかと思います。


ファーストインプレッションとしては、音の分離が良くなり、定位が明確になる。全体的にしっかりした音になると感じました。

特にボーカルの定位がはっきりする点はかなり良いかと思います。複数人のボーカル曲などはしっかりと別な場所から鳴っていると感じられました。これは分離感が良い事が大きく影響していると感じました。音のレスポンスも早すぎも無く、遅すぎる事もない為、かなり楽しく聴けます。

また、起動後しばらくすると本体が暖まり、それに応じて横の空間が広くなる印象があります。本製品はA級駆動アンプであり、出力段の消費電力が大きい事からどうしても電池持ちが短くなってしまっているのですが、それを差し引いても音の良さは特筆ものです。

ハイゲインとローゲインの違いですが、ハイゲインの方がよりやや上の帯域が広くなり、立体感が増すと感じました。またボーカルも近くなる印象があります。

逆に明確な欠点というか問題点ですが、
起動後しばらくは電磁波によるノイズのようなノイズが乗ってしまう事です。これは数分間~10分くらいで消えますが、これで最初の印象が変わってしまう方もいらっしゃるのではと思いました。
特にハイゲインではこのノイズの大きさが大きい、また消えるまでの時間も長く(もしくは消えない)、ここが人に寄っては難色を示すかもしれないと思いました。
自分としてもハイゲインに関しては実用上気になるレベルだと感じます。知り合いの方から聴かせて頂いたB1ではこうした問題は生じなかった為、LTDからの技術的な点によるものか、個体特有の症状かは分かりませんが、個人的には気になったので書かせていただきました。

総括しますと起動時における問題点はあるものの、音については非常に良いアンプだと思います。
自分としても欲しいところですね…間違いなくオススメ出来る機種です。

最後に商品のリンクを貼っておきます。
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E4%BB%A3%E7%90%86%E5%BA%97%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E5%93%81-Aune-Portable-Headphone-Amplifier/dp/B075YQGZF7

今回の試聴機は黒でしたが、個人的には赤銀も良いと思うので赤銀+AL6のリンクも…
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E4%BB%A3%E7%90%86%E5%BA%97%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E5%93%81-Aune-Portable-Headphone-Amplifier/dp/B0761B6PLQ?th=1